企業を、人を、惹きつける魅力がある、世界トップレベルの最先端科学の街。
2016年、兵庫県西播磨で締結した「播磨科学公園都市圏域定住自立圏」の4市町が一体となったエリアの愛称のこと。
世界トップレベルの科学研究施設である「SPring-8」・「SACLA」、兵庫県立粒子線医療センターや文教施設を有する播磨科学公園都市を中心とした本定住自立圏が、その特長を活かし、未来へ向けて輝き発展し続けていく希望を込め、命名。
唯一無二の魅力あふれる“HARIMAXヴィレッジ”に、多くの企業や人々から注目されています。
世界トップレベルの施設が集積する、
播磨科学公園都市!
日本の科学技術研究の最前線!
ナノレベルの研究を支える、強固な地盤!
播磨科学公園都市は、理化学研究所・兵庫県立粒子線医療センターなど世界有数の研究施設や医療施設、
兵庫県立大学などの文教施設が揃い、電線地中化された街並みが美しく、「西のつくば」とも呼ばれる
最先端科学の街。研究機関、大学、各企業の協働も盛んです。
理化学研究所播磨事業所が擁する、原子・分子レベルが見える超巨大顕微鏡、世界最大の大型放射光施設 「SPring-8」、
X線自由電子レーザー施設「SACLA」。ナノレベルの実験・分析が行えるこの施設は幅広く、企業や研究機関・大学などに
利用され、日本の科学技術の発展や産業振興に、大きな貢献を果たしています。周知事例は、トヨタ自動車の触媒研究、
ブリヂストンのタイヤ分子レベル分析、探査機はやぶさの持ち帰った小惑星イトカワの微粒子分析など。
強靭な地盤で知られる播磨科学公園都市で、ナノの光の研究等を行っています。
国立研究開発法人 理化学研究所
播磨事業所 事業所長 放射光科学総合研究センター
センター長 石川 哲也さん
Q.「SPring-8」と「SACLA」は、どのような施設?
「SPring-8」と「SACLA」は、は非常に強いX線を出す装置。
X線というのは、波長の短い光でナノの世界を見ることができます。原子や分子などを見ることにより、物の性質や形を分析します。
Q.事例を教えてください!
基本的には、原子分子の世界のかたち・大きさや動きを見ています。
それらによってモノは、どういう性質なのかが決まってきます。例えば、あるタイヤのメーカーが、エネルギー消費量の非常に少ないタイ ヤを作りました。
これはゴムの中に入っている混ぜ物の形を、いろいろ調整することにより、タイヤの熱の発生の少ないタイヤを作ることに成功しました。また、ヘアケア製品のメーカーが、傷んだ髪の毛を調べた例があります。
髪の毛がどう傷んでいるのかがわかったことで、そのための補修剤の研究が進み、新しいシャンプーができました。
Q.播磨科学公園都市にこの施設が建設された理由は?
ナノを見る光ですので、小さいものを見る時に物が揺れるとブレてしまいます。地盤のしっかりした場所として、この中国山地のあたりは日本でも有数の地盤の良いところなので、 ここが選ばれました。
Q.どのような方々が働いていますか?
研究者は日本全国から集まって来ています。技術者や事務の方はほとんど、近辺の方です。
私は静岡県出身ですが、20年ここに住んでいて感じているのは、播磨の国は文化の香りが高いところだということです。
Q.HARIMAXヴィレッジ進出検討中の企業様や、経営者にメッセージを!
現在、どこにいても世界とつながっていて、我々もこの土地で世界と簡単につながり、仕事をすることができます。
グローバルな中で競争をしていく時も、競争にのり出せると思いますので、是非この土地にご進出を!
Q.この施設に対する、子どもたちや学生さんの感想は?
まず「大きいな!凄いな!」と驚かれます。非常に複雑で大きなもの、作り上げられたものを見るという体験は、大切だと思います。
大人が本気を出して作ったものを、子どもたちが見るということは、将来どういう道に進むかを考える上で、非常に大きな経験になるのではないでしょうか。
Q.HARIMAXヴィレッジのおすすめは?
そうめんの美味しいところですので、是非!
企業の成長を支える交通利便!
大阪、神戸、姫路、岡山、鳥取!
自動車で、鉄道で、快適アクセス!
HARIMAXヴィレッジは交通利便性が良く、大阪・神戸・姫路などの関西圏や岡山・鳥取方面に至近、
日本全国への流通も容易で、4本の高速道路、新幹線ほか多数の鉄道が、活動を支えます。
流通を支える、充実の高速道路網!
JRや智頭急行で、大阪、神戸、岡山、鳥取へ!
歴史ある街に受け継がれてきた、あたたかい心のふれあい。
山、森、海、そして穏やかで美しい川辺の風景。
人を癒す豊かな自然がありながら、鉄道、自動車の交通、流通の利便性に優れている、HARIMAXヴィレッジ。
そして、世界最先端の科学研究施設や、日本の明日を支える文教施設も立地。
日本でも、世界においても他に類を見ない、唯一無二の価値が生まれています。人にとって、企業にとって、とても理想的な環境です。
SPring-8やSACLAとともに、HARIMAXヴィレッジが誇る、世界トップレベルの科学研究施設「兵庫県立大学西はりま天文台」。
”なゆた望遠鏡”は、日本の科学技術の粋をあつめた、日本最大の天体観測施設。
西はりま天文台の鳴沢真也さんは、こう語ります。
「世界トップレベルの科学研究施設があるHARIMAXヴィレッジには、科学者も居住。
企業同士のコラボレーションや、研究機関、大学と企業の協働なども盛ん。
私自身も移住者ですが、地域の人たちは、やさしく親切で、人柄も素晴らしいです。
ホンモノの自然に囲まれたこの地域は、子育て環境としても理想的で、世界トップレベルの科学施設の存在は、子どもたちの科学への興味や、向学心を刺激するでしょう。」
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 天文科学センター
西はりま天文台 理学博士 鳴沢 真也さん
【HARIMAXヴィレッジのおすすめ】
佐用ホルモン焼きうどん、佐用の朝霧
兵庫県立大学西はりま天文台の「なゆた望遠鏡」は日本最大で、
公開しているものとしては、世界最大級。
120億光年の彼方まで観測できる
※記載の内容、組織名、肩書などは取材当時(2016年12月)のものです。